ark-kitzの日記

日々の雑感の一人語り

何処へ?

アフリカの国境は何故直線なのか。
かつての列強国が、争って植民地を増やし続けそれぞれで緯度経度で線を引いた。
結果、それぞれが独立したときに現状維持の原則から、民族や宗教のコロニーが分断され、いまだに続く内戦などの原因に。
今では、学校で習うこともあるのかも知れないけど、当方は習わなかった。

そして、約束の50年の半分も過ぎぬ時に、現状一国二制度のかの地域は、一部を切り取ればもはや内戦状態に。
第二の天安門にならなきゃいいけど と周りは心配し、何かを守ろうとする学生は遺書まで書いているという。

返還直後には、ハイクラスの人々は今の状況を予測し海外に移動した とのニュースが一時多かった気がする。
そして、今急速に共産化しようとする本土との対立が大きくなった。
かつて唯一香港が担っていた、自由主義社会との窓口(表も裏も)を、隣の深圳が本土肝いりで成長した結果、香港でなきゃならない割合を下げ、香港自治をつぶしに来た。

アヘン戦争で失った領土を真の意味で取り戻すと言うことだろう。
9段線内への積極的な動きのヒトツと見るべきかもしれないが・・・。
言うに及ばず、最近ではニュースにもならないが、尖閣付近にも相変わらず、海警局がうろちょろと。
招聘された中国現代史を研究する民間人が逮捕され(釈放されたようだが)、まだ他に9名も拘束されているとのニュースも。
また、先日は初の国産空母で台湾海峡を航行し、お披露目。
こんな国の元首を、国賓で呼ぶらしい。。。

隣国では、今週末にGSOMIAが失効。
NKと一体になり、安全保障や経済で周辺諸国と渡り合うことしか考えていないようだ。
おそらく、日本側が何らかの条件で譲歩しても、大きな行先は変わらないのではないだろうか。
経済と安全保障を天秤にかけてしまった後に、中国とロシアが日本海東シナ海上空で初の合同パトロールを行う。

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憲法上手出しのできない自衛隊スクランブルも今後増えるのだろうか?

そんな中、我が国の国会では、どーでもいいとは言わないが、戦後長年続いてきた花見問題。
長期政権のゆるみって、野党も自国が今置かれている状況をキチンと把握できていない、問題視しない事も入っているんじゃないの?
コレしかやらないマスコミに踊らされている気もするが。
また、国内の災害復旧などの細かい問題も山積しているのでは?

世界大戦後75年を迎えようとしているが、血を見る国同士の大きな争いが無かった事は良いし、モチロン望むわけではないが、争うことが何をもたらすかを考えてこなかった三四半世紀が、緩んだ世界的な長期政権なのか。。。
人間とは何と愚かな とも言えるが、コレが人間とも言えるか・・・。


唯々、憂いが増す今日この頃、遺書を書く若者の手元を見て、少し考えてしまい、禁断の政経ネタになってしまった。

ではでわ。